REVOLVER – THE BEATLES

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宅録総括&全曲連続再生


新たな世界へ

1966年8月5日に発売されたビートルズ7作目のオリジナル・アルバム。
前作までのバンド風のアレンジから一変。ストリングス、ブラス、キーボードを大胆に取り入れ、また楽器の生音にとらわれることなく逆回転、テープループ、ADT(Artificial Double Tracking)などの様々な加工も施され、その独特なサウンド故にサイケデリックな印象を強く与えるアルバムに仕上がった。収録されている作品はもはやコンサートでは再現できない曲が多く、実際このアルバムの曲がビートルズのコンサートで演奏されることはなかった。彼らはライブ・バンドからレコーディング・バンドへと変化を始め、これまでのビートルズサウンドとは決別して新たな領域へと足を踏み入れていった。
またこのアルバムは「レコード1枚につき2曲まで」という暗黙のルールに縛られていたジョージ・ハリスンの曲が3曲収録された唯一のアルバムである。彼の作曲家としての成長はジョン・レノン、ポール・マッカートニーにも刺激を与え、バンドの音楽の幅を更に広げることになった。

ジャケット・デザインは、ハンブルク時代の友人クラウス・フォアマンによるもの。4人の写真を切り張りした上に4人の絵を書き込んでいる。
 

最高のアルバム

曲の良さ、演奏の素晴らしさ、意欲的なアレンジ、そしてパッケージング。
全ての点において僕はこれが彼らの最高のアルバムだと思っている。

そのトータルコンセプト故に今もなお「ロック史上最高のアルバム」と評されるサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドでもなく、彼らの事実上のラストアルバムとなったアビー・ロードのでもない。
サージェント・ペパーのコンセプトは見事だし、アビーロードの洗練されたアレンジと曲のレベルの高さはもちろん傑作の部類ではあるけれども、これらの2枚には残念ながら駄曲が多い。
しかしリボルバーは違う。全ての曲が最高の仕上がりなのだ。
ジョン・レノンのキャリアピークは前作ラバー・ソウルだったと思う。そのテンションはまだ持続している。
ビートルズ・フォー・セールからずっとスランプ気味だったポール・マッカートニーはラバー・ソウルでようやくトンネルから抜け出し、このアルバムでキャリアのピークに達した。
さらにジョージ・ハリスンもメインコンポーザーのふたりに割って入る勢い。
前年までのように「年間アルバム2枚」に追い立てられることもなくなった。
そしてメンバーのチームワークは最高の状態。

こんな土壌で作られた音楽が他の追従を許すはずがない。ぶっちぎりなのだ。

と、ここまで持ち上げといてこんなこと言うのはなんなんだけど。
僕がいちばん好きなアルバムはアビーロードなのよね。
 


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更新履歴:

2016.08.14 リミックス&動画化終了 (version 2.1)
2016.06.06 動画製作のついでにversion 2のリミックス・再録開始 (version 2.1)
2011.12.06 Version 2.0録音終了
2011.10.15 Version 2.0作業再開
2011.09.06 Version 2.0作業休止
2011.09.01 Version 2.0録音開始
2005.08.07 Yellow Submarineを2ndテイクに差し替え
2003.03.09 録音終了→CD作成
2002.11.29 録音開始


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