THE COMPLETE BEATLES
アルバム一覧
併記しているのは個人的な所感。あくまで「第一印象」的な立場なので異論はあって当然。聴き込めば各々の良さが出てくるのは必然。
PLEASE PLEASE ME
1日のセッションで録音された彼らのファーストアルバム。ほぼ全曲1発録りなのでライブレコードのような音になっている。デビュー曲のLove Me Doよりもタイトル曲であるPlease Please Meの方が知名度は高い。1970年代を生きた日本人ならおそらく誰でも耳にしたことがある曲。Baby It’s YouもTVの子供番組で使われたことがあるので聴き覚えがあるかもしれない。
1日のセッションで録音された彼らのファーストアルバム。ほぼ全曲1発録りなのでライブレコードのような音になっている。デビュー曲のLove Me Doよりもタイトル曲であるPlease Please Meの方が知名度は高い。1970年代を生きた日本人ならおそらく誰でも耳にしたことがある曲。Baby It’s YouもTVの子供番組で使われたことがあるので聴き覚えがあるかもしれない。
WITH THE BEATLES
ジャケットが印象的なセカンドアルバム。ファーストアルバムよりはクリアな音でパートの分離はいいのだが中高音域の特性はいまひとつでややノイジー。全体的に録音品質はあまり良くないんじゃないかと思われる。秀作揃いではあるが広く知られたオリジナル曲というのは殆どない。All My Lovingが辛うじてという程度。カバー曲、オリジナル曲ともにやや癖のある作品が多く、リアルタイム世代ならいざ知らず後世に聴く立場としては意外とビートルズ中級者向けのアルバムなのかもしれない。
ジャケットが印象的なセカンドアルバム。ファーストアルバムよりはクリアな音でパートの分離はいいのだが中高音域の特性はいまひとつでややノイジー。全体的に録音品質はあまり良くないんじゃないかと思われる。秀作揃いではあるが広く知られたオリジナル曲というのは殆どない。All My Lovingが辛うじてという程度。カバー曲、オリジナル曲ともにやや癖のある作品が多く、リアルタイム世代ならいざ知らず後世に聴く立場としては意外とビートルズ中級者向けのアルバムなのかもしれない。
A HARD DAY’S NIGHT
全曲ビートルズのオリジナル作品で埋め尽くされた初めてのアルバム。さらに”レノン=マッカートニー”のクレジットで全タイトル…となると、それはもうこのアルバムだけだ。タイトル曲A Hard Day’s Nightが最も有名だが、And I Love Her, Can’t Buy Me Loveもどこか聴き覚えのある旋律。その他If I Fell, Anytime At All, You Can’t Do That, I’ll Be Back等も印象深い。初期の彼らの作品の中では収録曲の万人受け率が最も高いアルバムだと思う。全体的にジョンの色が強くでている。またアレンジ面ではジョージの新兵器・12弦ギターがこのアルバムの雰囲気作りに多大な貢献をしている。
全曲ビートルズのオリジナル作品で埋め尽くされた初めてのアルバム。さらに”レノン=マッカートニー”のクレジットで全タイトル…となると、それはもうこのアルバムだけだ。タイトル曲A Hard Day’s Nightが最も有名だが、And I Love Her, Can’t Buy Me Loveもどこか聴き覚えのある旋律。その他If I Fell, Anytime At All, You Can’t Do That, I’ll Be Back等も印象深い。初期の彼らの作品の中では収録曲の万人受け率が最も高いアルバムだと思う。全体的にジョンの色が強くでている。またアレンジ面ではジョージの新兵器・12弦ギターがこのアルバムの雰囲気作りに多大な貢献をしている。
BEATLES FOR SALE
これまでのライブっぽさが若干薄れてスタジオっぽい音に変化している。全体にアコースティックで落ち着いたイメージ。暗い感じの曲が多いオリジナルにあってEight Days A Weekはポップで聴きやすいメロディー。I’ll Follow The Sunも小粋な感じだ。あと日本人に馴染みが深そうなのは66年の来日時に空港からホテルへ移動する彼らを追ったTV画面のBGMとなったMr.Moonlight。80年代後半に情報誌か何かのCMでも使用された記憶がある。
これまでのライブっぽさが若干薄れてスタジオっぽい音に変化している。全体にアコースティックで落ち着いたイメージ。暗い感じの曲が多いオリジナルにあってEight Days A Weekはポップで聴きやすいメロディー。I’ll Follow The Sunも小粋な感じだ。あと日本人に馴染みが深そうなのは66年の来日時に空港からホテルへ移動する彼らを追ったTV画面のBGMとなったMr.Moonlight。80年代後半に情報誌か何かのCMでも使用された記憶がある。
HELP !
タイトル曲のHelp !も有名だがそれ以上に知られているのが今や音楽の教科書にも載ってしまうほどの名曲Yesterday。その他I Need You, You’re Going To Lose That Girl, Ticket To Ride, I’ve Just Seen A Faceは作品としての完成度が高く聴きやすくて飽きがこない。オリジナル曲が多く機械的なトリックもほとんど使っていないので彼ららしさを堪能できるが、これほど名曲・秀作が入っていながらアルバムとしての世評はあまり高くないという不思議なアルバムだ。
タイトル曲のHelp !も有名だがそれ以上に知られているのが今や音楽の教科書にも載ってしまうほどの名曲Yesterday。その他I Need You, You’re Going To Lose That Girl, Ticket To Ride, I’ve Just Seen A Faceは作品としての完成度が高く聴きやすくて飽きがこない。オリジナル曲が多く機械的なトリックもほとんど使っていないので彼ららしさを堪能できるが、これほど名曲・秀作が入っていながらアルバムとしての世評はあまり高くないという不思議なアルバムだ。
RUBBER SOUL
前作までと打って変わって急に「大人の音」になっている。収録されている曲は旋律、編曲ともにこれまでの作品から飛躍的にレベルアップしていてほとんど隙がない。What Goes On, Wait, Run For Your Lifeがイマイチという以外はどの曲も素晴らしい作品ばかり。ジョンらしさ、ポールらしさ、そしてジョージらしさがそれぞれの作品にしっかりあらわれている。活動期でいうとここからが「中期」かな。
前作までと打って変わって急に「大人の音」になっている。収録されている曲は旋律、編曲ともにこれまでの作品から飛躍的にレベルアップしていてほとんど隙がない。What Goes On, Wait, Run For Your Lifeがイマイチという以外はどの曲も素晴らしい作品ばかり。ジョンらしさ、ポールらしさ、そしてジョージらしさがそれぞれの作品にしっかりあらわれている。活動期でいうとここからが「中期」かな。
REVOLVER
RUBBER SOUL同様の隙がない秀作揃い。Yellow Submarineは70年代から頻繁にTVに登場していたので聴き覚えがあるはず。とある演歌歌手による「音頭」まであった。Here There And Everywhareは90年代初頭に日産サニーのCMで使われたポールによるバラードの名作。Eleanor Rigby, For No Oneもポールらしい美しい旋律。Taxmanのビートルズらしからぬテクニカルなリードギターに吃驚。And Your Bird Can Singは作曲者のジョンは嫌っているがポップで日本人受けする曲か。普通はLove You Toにちょっと拒絶反応があると思う。Tomorrow Never Knowsの本当の凄さは最初はわからないものだ。
RUBBER SOUL同様の隙がない秀作揃い。Yellow Submarineは70年代から頻繁にTVに登場していたので聴き覚えがあるはず。とある演歌歌手による「音頭」まであった。Here There And Everywhareは90年代初頭に日産サニーのCMで使われたポールによるバラードの名作。Eleanor Rigby, For No Oneもポールらしい美しい旋律。Taxmanのビートルズらしからぬテクニカルなリードギターに吃驚。And Your Bird Can Singは作曲者のジョンは嫌っているがポップで日本人受けする曲か。普通はLove You Toにちょっと拒絶反応があると思う。Tomorrow Never Knowsの本当の凄さは最初はわからないものだ。
SGT.PEPPER’S LONELY HEARTS CLUB BAND
ビートルズのキャリアだけでなくロック・ポップス音楽史上に大いなる足跡を残した最高峰の名作と称されるこのアルバムだが、間違っても「ビートルズ最初の1枚」としてこれを選んではいけない。誰にでも知られたキャッチーな曲というのもが全く無いので、それを期待して聴くと確実に裏切られることになる。日本人にとっては唯一When I’m Sixty-Fourのみが70年代の子供番組に使用された故に聞き覚えのある曲ということになるかもしれない。
ビートルズのキャリアだけでなくロック・ポップス音楽史上に大いなる足跡を残した最高峰の名作と称されるこのアルバムだが、間違っても「ビートルズ最初の1枚」としてこれを選んではいけない。誰にでも知られたキャッチーな曲というのもが全く無いので、それを期待して聴くと確実に裏切られることになる。日本人にとっては唯一When I’m Sixty-Fourのみが70年代の子供番組に使用された故に聞き覚えのある曲ということになるかもしれない。
MAGICAL MYSTERY TOUR
A面は同名のテレビ用映画のサウンドトラック。映画は散々な評判であったが楽曲の質は高く、The Fool On The Hill, I Am The Walrusはベスト盤の常連曲である。B面はシングル盤の寄せ集めのためキャッチーな曲揃い。中でもSGT. PEPPERに先立って発売されたStrawberry Fields ForeverとPenny Laneの芸術性、そして衛星放送Our Worldのために書き下ろされたAll You Need Is Loveのメッセージ性は、ダンスミュージックにとらわれないバンドの多様性・多面性があらわれた名作だ。
A面は同名のテレビ用映画のサウンドトラック。映画は散々な評判であったが楽曲の質は高く、The Fool On The Hill, I Am The Walrusはベスト盤の常連曲である。B面はシングル盤の寄せ集めのためキャッチーな曲揃い。中でもSGT. PEPPERに先立って発売されたStrawberry Fields ForeverとPenny Laneの芸術性、そして衛星放送Our Worldのために書き下ろされたAll You Need Is Loveのメッセージ性は、ダンスミュージックにとらわれないバンドの多様性・多面性があらわれた名作だ。
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