宅録ビートルズ・2周目 001

宅録日記

NIのABBEY ROAD 60S DRUMとそれ動かすKONTAKT PLAYERがいつのまにかバージョンアップされていてパフォーマンスが劇的に良くなった。これまでフルキットのライブラリを読み込むのに7分くらい掛かっていたのがバージョンアップ後は7秒くらいでロード完了。これなら普通に使える。

音的にはもともと気に入っていたので、これを機に「2周目」を始めることにした。今日から8月で区切りもいい (…ってこれは関係ないか w)。

2002年5月に着手し2004年8月の全曲完成まで2年以上に渡ってコツコツと積み上げてきた1周目のデータは2008年11月のHDDの突然死で完全に消え去りCD化した最終マスター以外は残っていない。よってまたイチから作り直すことに…まぁそれもまた楽しい。

当時に比べると機材の質も録音ノウハウも向上してる…はずだ。多分。前回開始時はデジタル録音未体験の手探り状態のままそれでも結果を焦ってしまい仕上りに不満を残すことも多々あったので今回じっくり取り組もう!と心に決めて、まずは1stアルバムPLEASE PLEASE MEから着手。
あらためて原曲をじっくり聴いて今回初めては気付いたこともある。特にMiseryとかAnnaは当時はあまり丁寧に作業しなかったので…

本日の作業内容と覚書

I Saw Her Standing There

I Saw Her Standing There – The Beatles

  • テンポ割り出しとドラムトラックの作成。
  • ライブラリはAbbey Road Early 60s Kit Full 1.1。
    微妙にパンニングをかけ、スネアのチューニングをちょとだけ下げる。
  • Closed H.Hでリズムを刻むのだが、よく聞いてみるとこれ徐々に開いているようだ。
    最初はタイトなクローズなのだがギターソロのあたりではハーフオープンになり最後にはほとんどオープンに近い音。

 

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Misery

Misery – The Beatles

  • テンポ割り出しとドラムトラックの作成。
  • ライブラリはAbbey Road Early 60s Kit Full 1.1。
    微妙にパンニングをかけ、スネアのチューニングをちょとだけ下げる。
  • 1発目のスネア。スコアではフラムになってるんだけど実際はほとんど単音。あまりわざとらしいフラムにしない方がいいみたい。
  • ドラムトラック以外にイントロのピアノも作成。

 

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Anna

Anna (Go to him) – The Beatles

  • テンポ割り出しとドラムトラックの作成。
  • ライブラリはAbbey Road Early 60s Kit Full 1.1。
    微妙にパンニングをかけ、スネアのチューニングをちょとだけ下げる。逆にハイハットはわずかに上げる
  • 歌前に1発だけフラムが入り、4拍裏のバスドラムが抜ける。
  • Aメロのパターンの2拍目裏。最初は無かったバスドラがいつのまにか入ってくるようなのだがターニングポイントがわからない。最初のBメロから戻ってきた後から追加することにする。
  • フィルインは軽めのスティック回しでややロールっぽい。ダイナミクスも含めてきちんと再現しようとすると存外厄介だ。

 

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