Roland TD-4KP-S


Roland TD-4KP-S
本気でドラマーになりたいと思ったことは一度もないんだけど、「ドラム」という楽器にはバンドを始めた頃から興味があった。
スタジオでの空き時間にセットの前に座ってみたり、友達のドラマーがそうしていたようにスティックで古雑誌を叩いてオルタネイトの練習したり、ドラムマシンが貧弱だった頃はデモテープ作りのためにスタジオで簡単なパターンを演ってみたり…ということをボチボチやってきて、なんとなくそれなりには叩けるんだけど。

できればちゃんと練習したい。

しかし教室に通うほどの情熱はない。

という中途半端な心構えで過ごすこと20余年。

ドラムって、値段は高いし、図体はでかいし、音はうるさいから。
普通の人にとっては自宅で「気軽に」「ちゃんと」練習できる楽器じゃない。
日々のトレーニングには工夫が必要だ。

僕も自宅に防音スタジオがあるわけではないので、まさか本物のドラムを買って自宅で練習するわけにもいかない。そこで「電子ドラム」という選択になるのだが、それにしたって決して小さなものではないので狭い我が家では置き場の問題がある。かといって練習パッドだけじゃ古雑誌叩いてるのと大差ない。

なので、僕の理想としては

  • ドラムセットの形をしていること
  • 叩いても大騒音にならないこと
  • できるだけコンパクトであること

で、これらの条件をほぼ満たしてくれそうだったのがローランドのTD-4KP-Sというモデル。
こいつの最大の特徴は「折りたためる」こと。たたんだ時の高さはなんと70cm!事務机と同じくらいだ。
レイアウトはコンパクトなのでさすがに本物のセットと同等というわけにはいかないけど、同社のエントリーモデルのHD-3よりは全然まとも。

これはいい。
標準装備されてるパッドは全てゴム製。シンバルはエッジ/カップの区別もあるしチョークもきく。しかしスネアのリムショットはできない。
音源自体は対応しているのでスネアのパッドをPDX-8/6にすればこれもできるようになる。メッシュヘッドは音も静かで打感もいいし。できるだけ早く交換したい。
あ、それとこの製品にはバスドラム用のキックペダルが付属してないので自分で用意する必要がある。同社のアクセサリーでペダル、スローン、スティックがセットになったDAP-3Xというものがあるので僕はとりあえずこれで。

実際に触ってみて、個人練習にはこれで十分だという印象。
古雑誌をタカタカ叩いてるよりは現物に近いし、なにせ楽しい。
折りたためば驚異的に小さくなるのも宣伝通り。

折りたたんだり広げたりするのに掛かる時間は各々2~3分くらい。必要な工具はチューニングキー(製品に付属)だけ。
思ったほど大変じゃなかった。
慣れればもうちょっとチャッチャとできるようになるかもしれない。