Line6 Relay G30


Line6 Relay G30
購入年月日2012年5月15日
購入価格¥27,800
購入場所Amazon


会社の先輩が出演するライブイベントに行ってきた。僕にとってその先輩はベーシストとしてはもとより仕事の面でも人間的な面でも長年尊敬している方で、まぁどんなに努力してもああはなれないなぁという憧れを抱いてるのだが。

その先輩がワイヤレスシステムを使っていた。

意外だった。
もともとアンプの前で男らしく直立不動がモットーの方だった(と記憶している)し、仕事は別として楽器のデジタルテクノロジーにはアンチな方だった(と記憶している)ので、ワイヤレスでステージ上を動き回る先輩の姿になんか違和感を覚えた。
でもスッキリしていていい感じ。なんか身軽に見える。
それまで「ワイヤレス」って音が悪い・切れる・遅れるっていう印象しかなかったんだけど、聴いている限りでは全く問題無さそうだ。音の粒も立ってるし、ダイナミクスの幅が狭くなるということもない。

これ、いいかもしれない。

ステージが終わってから先輩とちょっと話をした。

曰く
「いや、俺は気が進まなかったんだけど、バンドのメンバーがワイヤレスにして動かないとダメだっていうからさ(笑)。Line6のやつをAmazonで買ったんだ。レビューでも評判良かったしね。25,000円くらいだったかな。音は悪くないよ。遅れも全然わかんない。違和感無い。」

僕はそんなにステージで動くタイプじゃない。もともと照れ屋さんなので、仮に動けたとしても派手なパフォーマンスはしないと思う。だから「動ける」というより「線から開放される」ということに魅力を感じた。体のまわりにあるケーブルって意外に邪魔なのだ。広々としたライブステージならまだいいが、狭いセッションステージなんかだと鬱陶しい。

G30? それともG50?

Line6のサイトに行くと「ギター・ワイヤレス」と銘打って3製品がラインナップされている。
6chのG30、12chのG50、ラックマウントタイプのG90。
ラックマウントは邪魔くさい。
30と50を比べると…

  • 筐体。50は金属製。30はポリカ。
  • ダイナミックレンジ。50が120dB。30は118dB。
  • 対応チャンネル。50は12ch。30は6ch。
  • 50はトランスミッター側にチャンネル番号と電池残量の表示のためのLCDが付いている
  • 見通し距離。50は60フィート(約18m)。30は30フィート(約9m)。

とまぁそんなところ。
そりゃ性能的には上位機種のほうが良いに決まってるんだけど、どうしても必要な機能ってわけでもなさそうなので30を選択した。

セットアップ

トランスミッターに電池を入れる。
樹脂製ゆえに、この蓋がやや貧弱ではある。電池を入れると蓋を閉じるのにひと苦労する。蓋も完全に閉まりきらず、中の電池に押されて歪んでる。
ちょっと頼りないけど、致命傷ってほどでもない。コスト掛けられずに苦労してる設計者の姿が目に浮かんで泣けてくる。他人事とは思えない。(´Д`)

トランスミッター本体の裏側にステンレスの薄板のクリップがついているのでこれをストラップの穴に引っ掛ける。
ただこれだとどうしてもブラブラするので、ちゃんと固定したい人はトランスミッターホルダーを買ったほうがいいかも。(ESPのがよく使われてるらしい)
でも僕はとりあえずこれで十分。

レシーバー側は電源ケーブルを電源タップにさせばOK。

トランスミッターとレシーバーのチャンネルを合わせて…スイッチ・オン!

以上セットアップ終了。

簡単だ。

使ってみた

音の劣化は感じない。遅れも感じない。とても自然だ。
デジタル信号での送受信故にアナログのような帯域減衰や損失みたいなものは無くて原理的には全てはD/Aコンバータの性能次第なのだからこれは当然といえば当然なのだが。

なかなかいい。普通に使える。

レシーバー側の電源タップさえ確保できればセット環境としてはスマートで申し分ないんじゃないかというのが率直な感想だ。

ただ、先述した通りトランスミッターの電池蓋がちょっとアレなので、使わない時は電池抜くことにした。