Twist And Shout – The Beatles

composed by Bert Russell & Phil Medley ©1960 Robert Mellin Inc./Progressive Music Inc.
 

さあ派手にやろう
踊って 叫んで
いい感じじゃないか

 

ビートルズが1963年にリリースしたアルバム「プリーズ・プリーズ・ミー」のラストナンバー。初期のビートルズがステージのエンディングやオープニングに好んで演奏していた曲。
1962年にアイズレー・ブラザーズがリリースしてヒットさせており彼らをオリジナル・アーティストとする資料も多くあるが、実はアトランティック・レコードに所属していたトップ・ノーツというグループが1961年にフィル・スペクターのプロデュースでリリースしたのが最初である。ビートルズがカバーしたことによって一躍著名になった。カバー曲でありながら、オリジナル曲を唄ったアーティストのバージョンよりも有名になってしまった曲の代表的な例。

この曲はアルバム・セッションの最後に収録された。スタジオの使用期限が間近に迫っていたがまだ曲が足りない。彼らのオリジナル曲は少なかった。「なにを演る?」…で、当時のライブにおける定番レパートリーだったこの曲を演奏することになった。しかし問題はジョン・レノンのコンディション。一日中歌い続けたことと当日風邪をひいていたという事情が重なって声が限界に近付いていたジョン。喉飴でどうにか調子をダマしつつ、「もうこれが最後のテイクだから」ということで喉が張り裂けそうなぐらい必死に声を出した。1テイク目が終わり安堵のため息をつくジョン。このため息が曲の最後にしっかり収録されている。続いて2テイク目が始まったがもう無理。テイクの途中でジョンの声は出なくなってしまった。

1963年11月4日。ビートルズが英国王室演奏会にロックバンドとして初めて演奏した時もこの曲が取り上げられた。
演奏前のジョンの有名なMC。

For the next number, I’d like to ask your help. The people in the cheap seats, clap your hands. And the rest of you just rattle your jewelry.
 
次の曲は皆さんも協力してください。安い席の人は手拍子を。あとの人は宝石をジャラジャラ鳴らして。

John Lennon (1963)
I always hate singing the song, ‘Twist And Shout’ when there’s a colored artist on the bill with us. It doesn’t seem right, you know. I feel sort of embarrassed… It makes me curl up. I always feel they could do the song much better than me.
 
僕は黒人のアーティストが一緒にいる場所で「ツイスト・アンド・シャウト」を歌うのがずっと嫌でたまらなかった。場違いな気がして、恥ずかしい思いでいっぱいになって、本当に滅入ったものさ。だって彼らのほうが僕よりずっとうまくやれるんだから。

John Lennon (1971)
The more interesting songs to me were the black ones because they were more simple. They sort of said shake-your-arse, or your prick, which was an innovation really. The blacks were singing directly and immediately about their pain, and also about sex, which is why I like it.
 
僕は黒人の音楽が好きなんだ。飾り気がないからね。「ケツを振れ」とか「ペニスを」とかさ。革新的じゃないか。彼らの音楽はストレートに苦痛や快楽を表現するんだ。だから好きなのさ。

John Lennon (1976)
The last song nearly killed me. My voice wasn’t the same for a long time after– everytime I swallowed it was like sandpaper. I was always bitterly ashamed of it because I could sing it better than that, but now it doesn’t bother me. You can hear I’m just a frantic guy doing his best.
 
最後の曲は死にそうだった。ずっと歌いっぱなしで、もういつもの声じゃなかったんだ。紙やすりみたいにザラザラでね。情けない気分になったよ…だってもっと上手く歌えたんだから。でも今は平気さ。これを聴くと僕が全力を尽くしてたのがわかると思うよ。

Paul McCartney (1988)
There’s a power in John’s voice there that certainly hasn’t been equaled since. And I know exactly why– It’s because he worked his bollocks off that day. We left ‘Twist And Shout’ until the very last thing because we knew there was one take.
 
ジョンの声が他の曲に比べて力強いんだ。彼はこの日調子が良くなかった。僕らは「ツイスト・アンド・シャウト」を最後の最後にとっておいたんだ。1テイクしかできないことはわかってたからね。

Ringo Starr (1994)
We started (recording the album) about noon and finished it at midnight, with John being really hoarse by ‘Twist And Shout.’
 
僕らは(アルバムのレコーディングを)正午から始めて夜中に終えた。ジョンは「ツイスト・アンド・シャウト」で喉が完全に潰れちゃったんだ。

My Recording Data

Environment

HostApple iMac MC509J/A
ApplicationApple Logic Pro 10.4.1
Audio I/FNative Instruments KOMPLETE AUDIO 6
 

Tr.1 :: Drums

  • KONTAKT 5 – NI ABBEY ROAD 60S DRUMMER
  • Channel EQ > Compressor > Space D > Limiter

 

Tr.2 :: Bass

  • Hofner 500/1 Vintage 62 (treble=off, bass=on, solo)
  • Guitar Rig > Compressor
  • Score / TAB

 

Tr.3 :: Guitar 1

  • Rickenbacker 325 C64 (mix – full)
  • Guitar Rig > Exciter > Channel EQ > Chroma Verb > Compressor > ADT
  • Score / TAB

 

Tr.4 :: Guitar 2

  • Gretsch Tennessee Rose (Front – Hi)
  • Guitar Rig > Channel EQ > Chroma Verb > Compressor
  • Score / TAB

 


History

2018.03.11: version 2.2
2015.08.28: version 2.1.1
2015.08.25: version 2.1
2010.09.04: version 2.0
2005.05.23: version 1.1
2002.05.22: version 1.0

Diary


 


Sources