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第9回ビートルズセッション大会 | ma-ru

Live


日時2012年5月26日(土)
場所池袋ma-ru
使用楽器Fernandes RB-80 (ミノールさんから拝借)


ビートルズのコピーバンド “GLOVE LOVE”のポール役・ミノールさんプロデュースのもと、twitterで繋がったビートルズ好きが数ヶ月に一度池袋のma-ruに集う伝説の(?)セッション大会。

今回はピアノも弾いてみたくて”Lady Madonna”を弾いて歌います、と宣言。

さらにいつも参加しているピアニスト・シゲさんが今回参加できないということで、僕なんかではとても代役は務まらないことは重々承知していただいた上でつたないながらも鍵盤もお手伝いさせてもらえることになった。最終的にセットリスト全33曲のうちベースで6曲、キーボードで6曲を担当することに。

鍵盤…ハッキリ言って自信はありません。ハイ。でも「ライブで弾いてみたい」という願望はあったし、なにぶん頼まれると断れない性格で…それでも自分の技量ではどう考えても到底無理な曲は遠慮させてもらって「何とかなるかもしれない」と思った曲はお引き受け。

さあ大変だ。

過去2回参加させてもらったこの会で弾いた楽器はもちろんベースだけ。この楽器は弾き始めてもう四半世紀経つし、ビートルズの曲ならベースはひと通り弾いたことはあるので、本番前の「練習」は「昔やったことを思い出す」&「安定させる」ことが目的。そこにはプレッシャーも危機感も無かった。

でもね。鍵盤の場合はそうはいかない。曲によっては「弾けなかったものを何とかして弾けるようにならないといけない」んだから。余裕なんかあったもんじゃぁない。
数週間前に生活改善のために「早寝早起き生活」に切り替えて夜は早々に寝ていたのだが、そんなことしてたらとても弾けるようにならない。自由に弾ける時間は子供が寝た後しかないから。夜に頑張るしかない。

とにもかくにも自分で言い出したことなんだから。ちゃんとやらないと。

セットリスト中にピアノだけじゃなくてブラスセクションをシンセで再現しなきゃならない曲もあった。でも音源持ってないし。どうしよう…と考えるうちに、iphoneに音源を入れてこれを鳴らしたらどうだろうと思いついた。iphoneとキーボードをiRig MIDIでつなげばiphoneの音源をコントロールできるはずだ。Garageband、MusicStudio、SampleTank、bs-16i…いくつかアプリを当たったが、バンク仕込んでそれを1画面で表示させて弾きながらパッチの切り替えがスムーズにできるのはMusicStudioだけだった。サンプリング音源の質もなかなかよかったので、これを使うことにした。

自宅の電子ピアノにiphoneをつないで練習を始めて数日後、お店のマスターから備え付けのキーボードがYAMAHAのNP-V80だと知らされた。この機種、MIDI OUTが付いてない!…NPの内蔵音源使うしかないか…と諦めかけたが、MIDIの代わりにGenericらしきものを吐き出せるUSBが付いていることがわかった。これならcamera connection kitでipadがつながるかもしれない。当日繋いでみてダメなら内蔵でやればいい。
しかし何といっても音色以前に弾けなければ話にならないんだから。機材のことは頭の隅に追いやって、とにかくフレーズを弾く練習に注力した。

約2週間。
とにかく弾いた。家ではもちろん、会社でも休憩時間に弾いてた。鍵盤触ってないと不安で仕方がなかった。この不安を消し去るにはとにかく弾き込むしかない。本番前の水曜に参加したon the roadでの月例セッションでも弾かせてもらった。でもどうしても思った通りに指が動かない…。

結局マスターしきれないまま当日の朝を迎えることになってしまった。

今回は時間的な事情で前週・前前週のリハーサルは無し。当日開演前の会場が他のメンバーと事前に音合わせできる唯一の機会になった。機材のチェックもこの時間にせにゃならない。
camera connection kitはiphoneでは動作しなかったがipadではエラーメッセージは出たものの動作はした。ただ、たまにnote-offのシグナルがコケて音が鳴りっぱなしになること多数。困った。迷った。かなり不安だ。でもせっかくだし、やってみるかということで使用することを決心。

ベースではワイヤレスシステムLine6のG30も試してみた。
遠距離モードにしてレシーバーをドラムスタンドに引っ掛けて見通しをよくしてやる。水曜にon the roadで試した時はたまに音が切れてショックだったが今回はそういったこともなく。これは使えると自信が持てた。ただ本番前にトランスミッターが電池切れ。電池入れ替えれば使えたんだけどミノールさんはご自分のベースで演奏されるわけだし、入れ替えが煩雑になっては申し訳ないのでワイヤレスは本番では使わなかった。FGNのジャズベースも持ってきていてリハでは弾いていたのだが、同じ理由で引っ込めた。

で、開幕。
しかし幕が開いてからもとにかく鍵盤パートが心配で心配で落ち着かず、ひざの上で指を動かしてイメトレしているというありさま。こんな状態なのにアルコール入れたら絶対玉砕すると思って烏龍茶とコーラだけで過ごす。一番心配な2曲が共に最後の方に控えていたのでオーラスまで一滴もアルコール類は飲まず。
キーボードの演奏中ははずーっと下向いて鍵盤とにらめっこ。周りの音を聴く余裕も全く無い。

そんなわけで、最初から最後まで緊張し通しでした。
これはかなりいい経験になりましたよ。1回こういう経験をしたので、もし次の機会があればその時はもうちょっと落ち着いて臨めると思いますよ。

…でもね。

次回は絶対来てください。

シゲさん。o

お願いします。o

Set List

  1. I’m Happy Just To Dance With You
    オープニングの曲としては意外な選択だった。モリユウさんの刻むカッティングと厚めのコーラス。イイ感じ。
  2. I Feel Fine
    ちゃんとフィードバックまでやるこだわりはさすが。
  3. All My Loving
    ビートルズバンドでポール役をやったことがある人はたいてい病みつきになるんじゃないかな?この曲は。僕もそう。弾きながら歌うのが気持ちいい。原曲は3バース目でポールがミストーン出してるが、ここまでコピーするミノールさん。
  4. Please Please Me
    ノボールさんハーモニカで登場。シャツのREVOLVERがいいねー。神田さんがノリノリなのが印象的だった。
  5. From Me To You
    前曲に引き続いてノボールさんのハーモニカ。この曲のコーラス、結構難しいんだよ。
  6. Please Mr. Postman
    渋谷さんドラムデビュー!慣れない楽器、初めてのステージ。ガクガクで止まるか異様に走るか…というのが世の常なのだが、まーどうでしょ、この落ち着いた演奏は。たいしたもんです。
  7. You’re Going To Lose That Girl
    渋谷さんドラム2曲目。僕は鍵盤1曲目。ピアノ。ミドルエイトでちょっと耳に届くフレーズがあるがその他は基本的にコード叩いてるだけだから大丈夫。個人的に感慨深かったのはミノールさんと初めて共演できたこと。そうか、鍵盤頑張れば一緒にできるんだ。ただこうしてあらためて聴いてみるとピアノの音ってバンドに埋もれてほとんど聴こえなかったんだね。
  8. Drive My Car
    渋谷さんドラム3曲目。ピアノはてるさん。この曲のオープニングのリズムは難しい。客席でパーカッション系の突っ込みが。頭どつかれてる人が約1名。^^;;;;
  9. Nowhere Man
    渋谷さんドラム4曲目。GLフロント3人でこの曲をハモってるのを聴くのは実は始めて。
  10. In My Life
    渋谷さんドラム5曲目。キーボードでラベさん登場。あの超絶難易度の間奏をちゃんと弾いてる。僕と違って安定してるわ…。
  11. And Your Bird Can Sing
    渋谷さんドラム6曲目。ベースは手負いのラブさんにチェンジ。肋骨と左手にダメージがあり立って弾くのは無理とのことで座って演奏。その情熱と根性に敬意を表します。ほんとに。弾きながらのコーラスも良かったよー。
  12. Imagine
    「昭和カラオケコーナー」の最後にオーディエンスのKさんによる弾き語りーー!!びっくりしました。あまりに素晴らしかったのでセットリスト外でしたがここに書き留めておきます。YouTubeの再生リストにもバッチリ載っています。
  13. Lady Madonna
    鍵盤2曲目。ピアノ。歌もあって全く周りが見えていない。
    Saxはジュンコさんに吹いていただいた。やっぱ生楽器は迫力があっていいわー。間奏で止まってしまったことを気にされてたみたいだけど…ごめんなさい、自分のことで精一杯で全然気が付いてませんでしたの。_o_
  14. Norwegian Wood
    ベース1曲目。この先にまだ試練が待ってるからまだ開放されちゃいけないんだけど、しばらくはベースと一緒にいられると思うと少し落ち着いて周りが見えてきた。学生時代によくギター1本でで弾き語ってた曲。バンドでは初めて。曲の途中でドラムのクウガさんがハットを装備。私物かと思ったらピアノのところに置いてあったものらしい。
  15. I Don’t Want To Spoil The Party
    ベース2曲目。地味ながらも大好きな曲。生でやったのは初めて。バンドでやったらきっと楽しいと想像はしてたけどこれが思った以上にノれた。ちょっとマニアックかもしれないけど、これバンドのレパートリーに入れてもいいかなー。
  16. Eight Days A Week
    ベース3曲目。ボーカルラインはやや苦手な音域。正直キツい。原曲ではミドルエイトのブレーク時にベースが拍子をとっているが、リハの時に「無いほうがいい」という話になり、抜いた。
  17. Rain
    ベース4曲目。ピアノにてるさん。
    3月にGL結成25周年のイベントのためのスペシャル・ユニットにてるさんが参加されていてこの曲をやることになっていたのだが結局イベントでは演奏されず。なので今回一緒に…とてるさんからお誘いいただいたのでピアノつきというちょっと豪華仕様でやらせてもらえることになったのだ。
    昔から良く弾いていた曲だけどバンドでやるのは初めて。コーラスが不安…でもまぁそれなりに何とかなった。それよりこの曲やってる時はモニターが共振してたのかなんなのか原因はよくわからないんだけど音がグルグル回ってて自分が何やってるのかほとんど聴こえなかった。
  18. 見上げてごらん夜の星を
    ミッシェルさんのバイオリン・ソロ。前回よりもピッチもテンポも安定感が増してた。この曲、大好き。
  19. I’ll Follow The Sun
    ミッシェルさんのバイオリン・ソロ。2曲目。ビートルズナンバーだー!みんなで合唱合唱。サポートのための合唱のはずなのにハモってたりするのがこれまたすごい。
  20. Happy Birthday
    ミッシェルさんのバイオリン・ソロ。アンコール。なかなか曲名がわからなかったけど、わかった途端場内どよめく。素晴らしい選曲。ミノールさんはじめ5月生まれの方、おめでとう!
  21. Martha My Dear
    ラベさんのピアノをフィーチャーしたコーナー。僕はベース5曲目。マスターのドラムと3ピース。ピアノ安定していていいわー。Aメロへのブリッジをピアノで弾いてくれたので僕はおとなしくしてました。ファルセット気味のボーカルはピッチがやや不安定でした。すんません。_o_
  22. Hey Bulldog
    ラベさんコーナー2曲目。僕はベース6曲目。テンポのブレーキを掛け損なった。歌詞も間違ったし。それにハモもうまくできなかった…白状します。ちゃんと音とってませんでした。すんません。_o_
  23. Ob-La-Di, Ob-La-Da
    鍵盤3曲目。キーボード+iPad。ボーカルは高音王子のあきらさん。ピアノのてるさんはシュアだし。バックコーラスつけてるミノールさんもなかなか芸が細かくて。いい雰囲気…と言いたいところなんだけど、僕の音がなんかおかしい。ブラスセクションのパッチ選んだはずなんだけど…違う。こんなに楽しい曲なのに、またまた不安に襲われる。
  24. Penny Lane
    鍵盤4曲目。キーボード+iPad。僕にとって難関その1。メンバーは前曲と同じ。フルート、ブラスセクション、トランペット、ベルとパッチを切り替えながら弾いたけど…やっぱりブラスの音がおかしい。おまけにMIDIの通信がうまくいっていないようで、ノートホールドされること数回。あろうことか間奏のトランペットでもホールドされてしまって…申し訳ないです。皆さん。ほんとすみません。不安が見事に的中してしまい、この時点で精神的にズタボロ。ほぼトドメをさされた感じ。
  25. If I Fell
    前回衝撃のデビューを果たしたバーバラさんが再びドラムで登場。前回はハイハットをマスターが刻んで助けていたけど今回は完全にひとり。慣れないうちはスローテンポの曲でもついつい走ったりするのが普通なんだけどそういったことも無く。きっともともとリズム感がいいんだと思う。
    いでたちがジョンかヨーコみたいで、これまたかっこいい。
  26. I’ll Follow The Sun
    バーバラさんドラム2曲目。リズムキープは簡単なようで難しいことなんです。やっぱりもともとリズム感がいい御方なんだと思います。
  27. Taxman
    オルガンにてるさん、そしてSaxにジュンコさんというスペシャルアレンジ。この編成でややスローテンポにまとめられている。ベースは自分でも演ったことがあるからわかるのだが、これ弾きながらコーラスパートを真面目にやるのは難易度AAA。手負いながらも挑戦したラブさん。その情熱と根性に敬意を表します(本日2回目)。これだけ立派に弾いて歌える人に向かって事前に余計なアドバイスをして混乱させてしまいました。ごめんなさい。忘れて下さい。_o_
  28. A World Without Love
    セイトー・ワールド キタ━(゚∀゚)━!!!!! 抜群の歌唱力を持った元浜松市民・チエさんとのデュエット。
  29. Satisfaction
    セイトー・ワールドその2 キタ━(゚∀゚)━!!!!! 膝のシールよろしくこの曲。縫い付けてあるのかと思ったらセロハンテープですかい。^^;; 最後いきなり終わっちゃったけど。
  30. Back In The U.S.S.R.
    ピアノにてるさんをフィーチャーしたコーナー1曲目。このテンポで8ビートでピアノを叩くのは相当しんどいはず。
  31. While My Guitar Gently Weeps
    ピアノにてるさんをフィーチャーしたコーナー2曲目。ギターの音がとんでもなく良かった。
  32. Let It Be
    ピアノにてるさんをフィーチャーしたコーナー3曲目。最初はバッキングはピアノだけだから緊張するよね…。今回自分もピアノやってみてよくよく思い知りました。
  33. She Said She Said
    ライブで演奏されるのを初めて聴いた。いい。これはいい。これも自分のバンドのレパートリーに入れてみたい。
  34. All You Need Is Love
    時間的事情で1曲割愛してこれがラストナンバー。僕にとっては鍵盤5曲目かつ本日の難関その2である。
    エンディングのオーケストラがどうしてもうまくまとまらなかったので東京へ向かう新幹線の中で2時間掛けてMusicStudioでシーケンスデータを作ってた。タイミングが合えばこれをドンカマにしようと思ってたんだけど…やっぱバンドとはテンポが合わない。リハの時ですら怖くてスタートボタンを押せなかった。
    本番はPenny Laneでのトラブル再発を恐れてipadは断念。NPの内蔵音で弾いた。結局最後のIn The MoodもGreensleevesもできずに間抜けにコードトーンを鳴らしていただけ…せっかくのエンディングだというのにこの体たらく。GLのメンバーが僕の弾けないフレーズを一生懸命声でサポートしてくれるのが聴こえる。会場の皆さんの歌声も聴こえる。これがまたつらくて…もう泣きたいほど情けない気分。これで完全に息の根が止まった。
  35. The Ballad Of John And Yoko
    セットリストに入っていたが終了時間が迫っていたために一旦すっ飛ばされたこの曲がアンコールで復活。
    鍵盤6曲目。ピアノだけど今日のアコピはバンドに負けて埋もれてたのでNPを弾くことにした。
    前曲で終わる気満々だったミノールさんはベースのボリュームを0にしており、それに気が付かないままスタート。で、やり直し。^^;;;
    この曲の鍵盤はコード叩いてるだけなので不安無し。今日はもうボロボロで皆には迷惑掛けちゃったかもしれないけど、もう済んじゃったことだし、忘れよう!とひとりで勝手に吹っ切ってしまって。
    こういう曲順になったのは完全に想定外だったけど、おかげでこの日この曲だけはいろんな呪縛から解き放たれて心底楽しんで弾くことができた。ありがたかった。
    ホッとしたのと楽しいのとでちょっとリズムが走っちゃった。^^;;ねー。

ほんと。鍵盤は自分の能力不足を痛感しました。でも決して懲りてるわけじゃないので。またエントリーしちゃうかもー。^o^/

それと、これは仕方の無いことなのですが、今回はお会いできなかった方が多々いらっしゃったのが残念でした…。


最後になりますが、

素晴らしい演奏を聴かせてくださった皆様。

一緒に演奏させていただいた皆様。

聴いてくださった皆様。

この場に来れなくても応援してくださった皆様。

そしてGlove Loveのミノールさん、ジョージさん、モリユウさん。

本当にありがとうございました。

今年になって地元で17年ぶりにバンド活動を始めたこともあって、昨年ほど自由に動けない身にはなってしまいましたが。

できることならまた素敵な皆さんとここでお会いできますように。

そしてその時はまたよろしくお願い致します。